疲れた顔に、とっつきにくい雰囲気で学生からは恐れられている日下教授。そんな教授の元で、ゼミの副幹事長として真面目に取り組む私・北野凛。質問があれば積極的に研究室に足を運び、教授からすすめられた本があればすぐに読み込んだ。側から見れば勤勉な学生に見えただろう。同じゼミ生からも、教授からも。実際のところ、哲学なんてどうでもよかった。何の興味もない。すべては、教授と、あの研究室で。哲学書や現代思想にまつわる本がギッチリと詰まったあの空間で知性なんて何もないセックスをしたい。教授と、したい。日下教授、教えてください。この情欲はどうすればいいですかーーー…※本作はHECOイヌ、THE猥談の個人誌作品の電子書籍版となります。【21ページ】※本作は『日下教授の求愛セックス演習』の修正をやや弱めたものです。内容に差異はありません。