先祖が淫魔に呪いをかけられたため、発情する体質で生まれたリルフは、その体のせいで引きこもりの生活を送っていた。
ある日、珍しく外出したタイミングで発情してしまい、やむを得ず誰もいない図書館で自分の体を慰めていた。
しかし、その様子を領主であり、有名な魔法使いでもあるユースティに目撃されてしまった。
事情を説明すると、リルフの体に興味を持ったユースティが呪いを解くために協力してくれることに。
時間、場所を問わず発情するため、ユースティの屋敷で暮らすことになったリルフだが、一緒に暮らす理由をごまかすために、そのままユースティと結婚することになった。
呪いを解くため仕方なく領主の妻になったリルフは、その日から発情するたび彼に体を預けることになり……。
『万年発情期娘、変人領主の嫁になります(4)』には「十七 黒い影」~「二十 最後の呪い」を収録