「とび職系男子」をテーマにしたボーイズアイドルグループ「WKMN」は、結成6年目だがいまいちハネない平凡な「地下アイドル」。グループの一番人気で「セクシー担当・藍生」として活動してきた石原蒼は、それでも毎日楽しみながら一生懸命やっていたが、最近、売り上げが伸びていないことや、実はゲイである自分の状況に悩みはじめていた。そんなある日、ひょんなことから出会ったエリートリーマン・光谷孝一朗との関係に身も心もハマってしまい、大事にしていたアイドル活動に不調をきたしてしまう。その上孝一朗が実はグループのファンで、「ファンには手出し厳禁」のルールに違反したという疑惑が蒼にかけられてしまい――・・・!?