株式投資、投資信託、仮想通貨投資、不動産投資……投資への関心はサラリーマンに定着してきている。その投資のうち最もローリスクで安心確実なものは「不動産投資」である。なぜなら、不動産投資のキモであるファイナンス(銀行借入)は、じつは経営者よりも会社員のほうが有利だからである。その10の理由を解説し、迷えるサラリーマン投資家のよきナビゲーターとなる本である。
著者は銀行員から公務員に転職して27年。安定収入のあるサラリーマンという属性を活用した不動産投資によって、130万円から5億円の不動産資産を持つまでに至った実例を余すところなく披歴しており、具体的で説得力ある内容になっている。