生まれたときから王太子ギャレットの婚約者である伯爵令嬢ポーリーン・シャンブレー。
彼女は他の令嬢とギャレットが恋仲である旨を突きつけられ、また王妃の助言もあり婚約を白紙とした。
他国にいる叔父のもとで彼女は男と偽り図書館司書見習いとして働くことに。
ギャレットのことを忘れて新しい人生を歩めるかもしれない――。
そんな彼女のもとに、なぜかギャレットが現れて――!?
話がしたいと言われたポーリーンはその場から逃げ出してしまう……!
そうして五日ほど過ぎた頃、同僚と会話していた彼女はギャレットに捕まえられる。
ギャレットから他令嬢との噂はでたらめだと告げられたポーリーン。
そのまま彼の唇が甘く重なった……。
「君が誰を好きだってかまわない。君は生まれたときから、この先もずっと私のものだ」
彼の淫らな執着愛に絡め取られたポーリーンは――!?