「…私がいなかったら、ケガをすることもなかったのに」セトから逃れ、城へ戻ってきたアイラたち。寝ているクロの側に座り心配するアイラだったけど、事件のことが頭をよぎり、クロへ伸ばした手をつい引っ込めてしまい――。稀代の魔術師と隠された姫の、不器用な恋愛ファンタジー。詳細