あらすじ伝統技能保全のため、大学の研究室から花火製作の芙蓉工房へ派遣された誠人。古色蒼然たる屋敷で彼を待っていたのは、見た目は人間とまったく変わらない『職人形』の冴だった。睡眠や食欲に加え、高度な学習機能を持つメカニズムに好奇心を刺激された誠人は、性交渉もできるという冴の疑似射精を確認すべく、早速検分にかかる。ところが、思わず交わした口づけで快感を学習してしまった冴は誠人の性感を煽りたて、快楽を極めようとし始める。いつしか二人は淫蕩な行為に耽る夜を繰り返すようになるのだが。