あらすじ「アヴェ・マリアのヴァイオリン」(KADOKAWA)や「日本からあわストーリーが始まります」(ヒカルランド)などの著者で、現役内科医師である香川宜子氏の自伝的幼児教育エッセイ。小学校入学まで読み書きもできず、今でいう発達障害だった彼女。小学校の先生からは「できんぼ」とののしられ、周囲からも辛らつな罵声を浴びせられ、母親は橋の上から無理心中未遂まで起こすほどだった。それがいかに勉学に目覚め、そして医師、小説家になるまでを明るく、ハッピーに綴る。また、自分の子も発達障害だが、著者による幼児教育の知識と周囲のよき教育者との出会いで才能が開花していく様子を描く。子どもたちの無限の可能性を知ることになる、人生応援本。