「不良の聖地」と呼ばれる東京都・達川町(作品内での架空の街)で最強のチンピラと恐れられた九宝龍二(くぼうりゅうじ)。若い頃から喧嘩にあけくれ、素手では負け知らずだったが、ある日ヤクザと喧嘩になり、ピストルで頭を撃ち抜かれ死んでしまう。しかし神のいたずらか彼の魂は16歳の少年の体に乗り移ってしまう。しかもその体は、16年前に捨てた妻・沢渡涼子の息子、沢渡憂作(さわたりゆうさく)であった。龍二は憂作として第二の人生を歩み始めることになる。<目 次>#197 黒の黙示録#198 アンタッチャブル#199 急変#200 資金源#201 禁断の街#202 不可侵領域#203 克服#204 奪取#205 取引#206 地の償い