〈悪役づくりの教科書〉の決定版!クリエイター必読の書。
フィクションにおいて欠かすことのできない悪役(ヴィラン)。多くの作品に登場する悪役の心理を深掘りし、キャラクターメイキングの方法を解説する。
■本書の内容
【第1章~第3章】悪役キャラを性格別に大別。得意不得意や育ってきた環境などを、作品例を交えて解説
【第4章】「現実逃避」など、人が自分を守るために行う防衛行動(防衛機制)の種類を解説
【第5章】MBTI診断を用いてタイプ別に悪役を解説
【第6章】実在する病や症候群を、作品例と一緒に解説
【第7章】キャラクターの作り方を解説
■本書で解説するキャラクター(一部抜粋)
・偏執型(パラノイア)……ジョーカー(『バットマン』[1989年])
・統合失調型……ジョーカー(『ジョーカー』)、トラヴィス(『タクシードライバー』)
・自己愛型……ランウェイ編集長のミランダ(『プラダを着た悪魔』)、パトリック・べイトマン(『アメリカン・サイコ』)
・境界型……サーセイ・ラニスター(ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』)
・依存型……ジェイミー・ラニスター(ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』)
他、多数のキャラを解説!
■目次
はじめに
第1章 自己中心的で、自分への信頼が強い――“自己確信型”A群の性格スペクトラム
第2章 感情的で他人に影響を及ぼそうとする――“他者コントロール型”B群の性格スペクトラム
第3章 不安を感じておびえる――“不安と焦燥”C群の性格スペクトラム
第4章 防衛機制――人間の本能と感情を処理するための武器
第5章 MBTI診断で各性格スペクトラムを掘り下げる
第6章 精神障害――文化と社会の影響を受ける
第7章 キャラクターに生命を吹き込む
この書籍は『(Problematic Characters Psychology)』を翻訳したものです。
■著者紹介
ハン・ミン Han Min
文化心理学者。高麗大学の心理学科を卒業後、同大学院で心理学修士・博士号を取得。著書に『線を越える韓国人 線を引く日本人』(飛鳥新社)等。
パク・ソンミ Park Sungmi
高麗大学で文学と心理学を学び、文化心理学に大きな影響を受ける。建国大学文学治療学博士課程にて研究を続けている。小説とエッセイの執筆も行う。
ユ・ジヒョン Yoo Jihyun
高麗大学にて犯罪心理学を専攻。卒業後は大学院に進学して文化心理学を学ぶ。警察に入職後は犯罪分析官(プロファイラー)として活躍。
※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。