※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。★ レベルに応じたつまづきポイントを徹底解説★ コブのプロフェッショナルによる 「理論&分析」で深く理解できる *ターンの入りと終わりの悩み解消 *脚の曲げ感覚のつかみ方 *スライドからダイレクトラインまで…etc.◇◆◇ 著者からのコメント ◇◆◇21歳でフリースタイルスキーに取り憑かれた時から、コブは私にとって重要なテーマとなりました。また25歳で後遺症の残る怪我をした時から、コブを滑るテクニックは避けて通れないテーマとなりました。選手とコーチ、そして指導者としての自分を振り返る時、原田メソッド(大谷翔平選手が採用した成功法)の上達方法を思い出します。それは①たくさんやる、②工夫する、③(成功者の)マネをする、というものです。私は日々たくさんのコブを滑り、可能な限り工夫を凝らし、そして有名選手たちのまねをして、気付いたら50年になろうとしています。その間、コブは人生の課題であると共に、喜びでもありました。コブは永遠の挑戦であり、その果てしない世界に魅了され続けてきました。70歳を目前に、これまで一緒にコブを滑り、考え続けてきた素晴らしいスキーヤーのみなさまとこの本を出すことができて、ほんとうに幸せです。こんな素晴らしいみなさまとこの本を出せることに心から感謝しつつ、みなさまの上達に役立つことを祈っています。エフスタイルスクール 代表角皆 優人はじめてコブ斜面に挑戦したのは、地元の奥中山高原スキー場のつばめコースでした。小学校6年生くらいだったと思います。弟と二人で毎週末に通った地元のスキー場。「次はあのコース!」「もう少し急な斜面に!」そうしてたどり着いた第4リフトから丸見えのお立ち台コブ斜面「つばめ」。1番最初のチャレンジで選んだ方法は、コース幅を一杯に使った斜滑降+シュテムターンで方向転換でした。そこがコブ斜面に夢中になるスキー人生のはじまりです。「先生はどうせ最初からコブを滑れたんでしょ?」ときどきこんなことを言われますが、「まさか!」です。当時は、スキー番組(GAGANDO、SKINOW、APPISKI)を見てマネることしかできませんでした。今はコブ攻略に関する情報も豊富です。本書も皆さんにとってその情報の1つになればうれしく思います。今の時代なりの楽しみ方と上達方法をぜひ見つけてくださいね。DIRECT LINE SKI SCHOOL 代表小保内 祐一20年以上前に、「コブの滑りをレベルアップさせるために、コブの専門家の皆さんとコラボレッスンをしたい」と思い、角皆さんにお声がけをさせていただきました。それからほぼ毎シーズン、角皆さんとコブのコラボレッスンを開催しています。コブを縦に滑る、衝撃に負けない効率よい動きをする、ダイレクトラインをゆっくり滑るなど、私だけではたどり着けない、そして知ることのない、様々なコブでの動きのヒントをいただきました。私は「世界中の雪質を滑れる技術」を追求しています。そしてコブを滑ることで、「雪とのやり取り」を学べました。それは整地でもパウダーでもクラストでも通用する動きです。この動きをまだまだレベルアップさせ、いつか皆さまと並んで雪上に立てたらと切に願っております。本書の内容が少しでも皆さまの上達のヒントになれば幸いです。Ski-est代表佐藤 紀隆◇◆◇ 主な目次 ◇◆◇☆ 序章コブ攻略の基礎知識* ズルドンの是非* コブの滑りの基本とは* コブの技術はどのように発展するのか・・・など☆ Part1整地で練習するコブ攻略の基本技術* 雪面抵抗をターンに変える迎え角* プルークファーレンで迎え角を感じる* 雪面抵抗に対抗する外向傾姿勢・・・など☆ Part2コブ初級者のコブ攻略* プルークファーレンから半制動でコブに挑戦* プルークボーゲンでコブを滑る* プルークボーゲンのポイント・・・など☆ Part3コブ中級者のコブ攻略* パラレルスタンスでコブを滑る* ズラし続けるドリフトバンクターン* バンクターンのポイント・・・など☆ Part4コブ上級者のコブ攻略* 丸みのあるターン弧で積極的に滑る* 斜面に対して垂直に立つ* 自分から足を曲げない・・・など