2022年に中日ドラゴンズの監督に就任した立浪和義氏。長らく続く低迷を打破すべく、大きな期待を背負っての船出となりました。
しかし、多くのファンの期待とは裏腹に3年連続で最下位に沈み、今季限りでの退任を表明……。
現役時代には「ミスタードラゴンズ」と呼ばれ、カリスマ扱いされていた同氏は、なぜ監督として成功しなかったのか。
本書は、その“理由”を野球解説者の江本孟紀氏が考察する一冊です。
世代は異なるものの、共演経験のある立浪氏の3年間に対して思うところがあったという江本氏。
同時期に就任した北海道日本ハムの新庄剛志監督との比較や、星野仙一氏や落合博満氏といったドラゴンズのレジェンド監督から「学ぶべきだったこと」、
さらには球団の未来についてまでーー忖度一切なしで語りつくします。
第1章
立浪采配は批判されるべきなのか
第2章
立浪監督と新井監督、新庄監督の違いについて、証してみる
第3章
立浪監督が学ぶべきだった野球人とは
第4章
立浪監督がドラゴンズで学ぶべきだった3人の監督
第5章
私が考える、中日が優勝するための改革案
第6章
名監督はどういう条件の下で生まれるのか
第7章
「ミスタードラゴンズ」にセカンドチャンスを!