あらすじ時代の風が吹く中で歩き続けた。この道の先が知りたくて。 情熱、悔恨、青春、諦観…… 日本映画黄金期を舞台に創作と生活のはざまを生きる 嵐のような日々。 戦後の映画スタジオの光と影のなか、 ひとびとが追い求めた夢。 脚本家になんてなるつもりはなかった夏美も 気がつけばそこに立っていた。 薄墨の表現が冴え渡る、永美太郎 渾身の新作。