部下の「4つのメンタルタイプ」×リーダーの「4つの声質」で、部下とのコミュニケーションはうまくいく!!
多くのリーダーが、理想のリーダー像と、うまくいかない現実のギャップに悩んでいます。
しかし、部下を主役として支え、主体性を引き出す話し方ができれば、部下の才能を開花させ、チーム全体の力を最大限に引き出すことができます。
すると、部下との間の信頼関係が築かれ、「共感されるリーダー」として、チームをまとめることができるようになるでしょう。
そして、部下に信頼される話し方とは、必ずしも生まれ持ったものではありません。
「声の仮面(ペルソナ)を身につければいい」のです。
リーダーに相応しい内面や自信がなくても大丈夫。
具体的には、4つの声を使い分けることで、部下から共感されるリーダーとして 振る舞うことができます。
4つの声とは、次の通りです。
1、エナジャイズ・ボイス(ハイ・フロント)
2、ブレイブ・ボイス(ロー・フロント)
3、エンパシー・ボイス(ハイ・エア)
4、メンター・ボイス(ロー・エア)
さらに、部下のタイプごとに、声かけをする際の声を変えることも重要です。
部下のタイプは、大きく次の4つに分けられます。
1、好奇心優位型(ドリーマー)
2、共感・受容優先型(アクセプタンス)
3、競争・達成優位型(ビクトリー)
4、安心・真実追求型(アナライザー)
それぞれの部下のタイプを理解し、最適な声の使い分けをすることで、 ハラスメントを心配することなく、部下との関係をよりよくすることができます。
さあ、これから本書で一緒に声を磨き、共感されるリーダーを目指しましょう。
本書がリーダーの皆様の、部下との関係作りの一助となれば幸いです。