戦ってでも守りたいものは、ないのですか?
尖閣諸島海域渡航十数回など、現場体験をもとに発信!
日本の心を未来に伝えるために。
神道には、「和魂」「荒魂」という言葉がある。一見相反する魂のようだが、
「和を守るための武」ということで、それが表裏一体となったものこそが「大和魂」なのではないか。
戦後日本は「いざとなったら戦ってでも国を守る」という荒魂、つまり「武の精神」をあまりに忘れてはいまいか。平和を守るためには、最終的には命を賭してでも戦う覚悟が必要だ。その覚悟を持った人間を美しいと感じるのが、日本の美学であったろう。こうした価値観に裏打ちされた君民一体の国柄が日本の力の源であったのだ。
祖国の危機が現実のものになりつつある現下、改めて加筆・修正した新書版。
新書版 はじめに
はじめに
第一章 尖閣諸島を守る
第二章 拉致被害者奪還
第三章 先人たちの慰霊・顕彰、そして思いの継承
第四章 皇統を守る
第五章 自衛隊のあるべき姿とは
第六章 一木一草にも神が宿るという自然観の継承
第七章 麻あって日本あり──大麻の真実
第八章 古事記の時代から続く日本の捕鯨
おわりに─日本人の使命
新書版 おわりに