あらすじ医師の嵐山廉太郎は、離島の診療所で働いている。都会の喧騒を忘れさせてくれるこの島での生活を、廉太郎は気に入っていた。ある日、島のPRのためにカメラマンがやってくる。一目見た瞬間思い出す、高校時代の甘くて苦い記憶。――なんとその男は、廉太郎の元カレ・見兼想一だった。島民の計らいから、想一を自宅に泊めることになってしまった廉太郎。なぜかあの頃のように触れてくる想一を、どうしても意識してしまい――。