あらすじ連載中止になった小説の脇役に転生して、侍女として仕えていたお嬢様が、ある日お坊ちゃまになってやってきた。 「約束を守りに来た、ブレア。俺と生涯を共にすると誓っただろう」 「まさか…お嬢様?」 「これからはお坊ちゃまだ…いや」 “お坊ちゃま”が微笑む。 「クロードと呼べ」 原作通りなら“お嬢様”のクロエは男たちに囲まれてスカッと系大逆転劇を見せてくれるはずだった。 でも…ヒロインが実は男でした、だったらどうなっちゃうの!?