あらすじ今日もまたなんの変哲もない一日を終えようとしていた相模(さがみ)のアパートの前に、見知らぬ若い男が一人。触らぬ神になんとやら…と、やり過ごそうとするが、その男・ユキに「一晩だけ泊めて欲しい」と言われ、相模は渋々家にあげる。以降、なぜか気に入られ居着いてしまったユキを邪険にもできず、むしろ彼の待つ自宅で、二人で食べる食事の温かさに安らぎを覚えていた。そんなある日、相模はユキの正体を知ってしまい…。様々な想いが交差しすれ違う、切ない恋のおはなし。