※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。〈電子書籍版について〉本書は固定レイアウト型の電子書籍です。リフロー型と異なりビューア機能が制限されるほか、端末によって見え方が異なります。【印刷・入稿・DTPジャンルのロングセラー、待望の改訂版!】従来のプロレベルの印刷以外にも、簡易印刷やネット印刷など簡便な選択肢が増えた昨今、同人誌や個人レベルでもさまざまな印刷物・ノベルティ・グッズ類を制作できるようになってきました。また、レトロな活版や特殊印刷・加工、紙もの制作物の人気も上がってきています。しかし選択肢が増えたぶん、印刷の現場での行き違いや混乱が増えてきてもいます。本書では、複雑化した印刷の現場を見渡し、できるだけわかりやすく安全な入稿データが作れるように、さまざまな疑問や解決方法を紹介しています。印刷所のマニュアルが読み解けない、いつも思い通りのデータが作れないというアナタにおすすめの一冊です!〈本書の主な内容〉■CHAPTER1 入稿データをつくるための基礎知識1-1 作業用ソフトウエアの特長とそのバージョンの確認1-2 入稿データとカラープロファイル1-3 [カラーモード]を選択する1-4 [解像度]を設定する1-5 版を理解する1-6 トンボについて1-7 Illustratorでトンボを作成する1-8 PDF書き出し時に追加するトンボ1-9 トンボを使用しない入稿1-10 文字切れを予防するガイド■CHAPTER2 入稿データを構成する部品2-1 印刷用途で使用できるフォント2-2 組版コンポーザーの設定2-3 テキストのアウトライン化2-4 配置画像の取り扱いについて2-5 画像を切り抜く2-6 画像やファイルを配置する2-7 リンク画像と埋め込み画像2-8 透明の分割・統合2-9 オーバープリントとノックアウト2-10 墨ノセのメリット・デメリット2-11 リッチブラックとインキ総量■CHAPTER3 特色印刷のための入稿データ3-1 特色印刷について3-2 入稿データのつくりかた(1)基本インキCMYKに振り分ける3-3 入稿データのつくりかた(2)黒1色で作成する3-4 入稿データのつくりかた(3)特色情報をファイルに含める3-5 特色インキどうし、あるいは基本インキCMYKとの混色3-6 トラップを作成する3-7 Photoshopのチャンネルを操作する3-8 色の見た目の変更について■CHAPTER4 入稿データの保存と書き出し4-1 さまざまな入稿方法4-2 ジョブオプションを利用したPDF書き出し4-3 ダイアログを手動で設定してPDFファイルを書き出す4-4 Acrobat ProでPDFファイルをチェックする4-5 InDesign形式で入稿する4-6 Illustrator形式で入稿する4-7 Photoshop形式で入稿する4-8 RGB入稿について4-9 EPS形式で入稿する4-10 CLIP STUDIO PAINTで入稿データを作成する■CHAPTER5 いろいろな入稿データ5-1 書籍のカバーをつくる5-2 型抜きシールをつくる5-3 マスキングテープをつくる5-4 活版印刷を利用する5-5 箔押しの入稿データをつくる5-6 サイズを縮小した再録本をつくる〈プロフィール〉井上のきあ(いのうえ・のきあ)デザイナー、イラストレーター。著書に『色の大事典 基礎知識と配色・カラーチャート・伝統色・慣用色名 DIGITAL COLORS for DESIGN』『つくるデザイン 基礎・レイアウト・かたち・文字・色・実践』『つくるデザインIllustrator』『Illustratorデザインベーシック 制作に役立つ基本とテクニック』『花花素材集 Ophelia's Crown』など多数。