幼い頃から家族以外の人と上手く話す事が出来ない芽依。それが何故かはわからないけど、話そうとすると不安と恐怖に息が詰まり言葉が出なくなる...。そんな芽依は現実から逃げるようにSNSの世界で過ごすことが多くなっていた。そこは唯一芽依が普通でいられる場所だった...。そんな芽依の元にある日突然お見合いの話が!?ただでさえ他人と話せないのにお見合い...果ては結婚なんて全く想像も出来ないのにその日はやってきて...。でもお見合い相手の洸は、最初は怖かったけどだんだんその優しさに触れ、芽依の中に少しだけ変化の兆しが見え始めたのだが...。「美人だったけどなんかキモッ」「ないわー」(...そうだ、私は、普通じゃないんだ...)