ローマ帝国を「古典古代」「地中海世界」の視角から解き放ち,西アジアとの共時性やつながりを重視しつつ「帝国」としての実像を探究.両地域の双方向的な政治史はもちろん,都市や生活のあり方,被支配者やマイノリティの主体性,文化・世界観の多彩で選択的な「翻訳」,ユーラシア規模での経済活動の実態など,最新の知見で活写する.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.