優しくて朗らかな素敵な隣人鞍馬凪人の正体は――?私のお隣さん、鞍馬凪人さんは凄く素敵な人。優しくて朗らかでいつもニコニコしていて、私にいつもよくしてくれる。私はそんなお隣さんが好きになってしまった。でも……恋愛下手というか好意の伝え方が分からなくてストーカーまがいの行為をしてしまう、そんな自分にいつも自己嫌悪していた。でも、ある日知ってしまった。彼は私がストーカーまがいの行為をしているのを全て知っている。知っているうえで優しくしてくれている。罪悪感でいっぱいになってしまった私は、彼から離れなくちゃと引っ越しを決意した。引っ越しの当日、鞍馬さんに挨拶に行った私は自分がストーカーであることを告白し謝罪した。だけど鞍馬さんは「知っている」と楽しそうに笑って私を部屋に引き入れる。彼の部屋にあった物は――※本作は閏あくあ、蓮井子鹿の個人誌作品の電子書籍版となります。【26ページ】※本作は『203号の隣人は鍵束一つ残して消えた。』の修正をやや弱めたものです。内容に差異はありません。