あらすじ没落寸前の伯爵令嬢シャレアを結婚という形で救ったのは冷徹だと噂の美貌の王弟リカルドだった。使者から「公爵は世継ぎを産める妻が必要なだけ」と言われ、愛がない結婚を覚悟して初夜を迎えたシャレアだったが、リカルドは「縋るなら、シーツではなく私に」と、情熱的で優しく、何度も求めてきた。 寡黙だが優しいリカルドに惹かれていくシャレアだったが、悩みの種は懐妊の兆しが見えないこと。毎夜ごとに深まっていく2人の関係とは裏腹に焦りを募らせていくシャレアは……。