財津音次郎は、すみれ学院の平和を陰から守る5人の「爆風隊」のリーダー。地味だが根性のある堺、冷静な剣法家の九鬼、熱血担当の南雲、いかつい顔の柔道部主将・金剛たち4人は、いつも音次郎の無茶苦茶な行動に振り回されつつ、なぜか離れることができないのだった。そんな彼らの前に突如現れた謎の組織「阿修羅」は、なんと構成メンバーが5万人! 東京を裏から仕切っているという何ともスケールのでかい連中だ。尖兵として不気味な防塵マスクをつけた男・牙鬼が登場! 爆風隊に組織への忠誠を迫る。だが黙って頭を下げる音次郎ではない。相手が5万、こちらが5人……それがどうした! 自分が自分らしくあるために、音次郎は戦う。今ここに絶望的な戦争が幕を開けた。牙鬼率いる精鋭100名を相手に、音次郎たちは善戦するが、そこへ立ち塞がる特別武闘隊「無限」。うなる必殺技「無限槍円陣殺」! 急展開に手に汗握るシリーズ第7巻(全10巻)!