私立すみれ学院高校の自由と平和を守り続けてきた熱き集団「すみれ爆風隊」。その25代隊長に就任した財津音次郎は、親友のためにたった1人で族のチームをぶっつぶした伝説の男だ。しかし女性に近づくと白髪となる特異体質者でもある。すみれ学院の平和のため、日夜、奔走する新生「すみれ爆風隊」であったが、隊員である九鬼新吾が当主をつとめる九鬼流斬裂剣と、橘今日子が率いる橘流乱舞剣との争いに巻き込まれていくことになる。江戸時代より宿命のライバルである両派の当主となった者は、お互い命と名誉をかけて真剣で戦うことが定めとされてきた。音次郎はこの馬鹿げた宿命を覆すことができるのか……? 熱き不良コメディーの名作、第2巻(全10巻)