黒眼鏡に丸刈り頭、しかめた眉毛は少々怖い。だが、ひとたび口を開けば衝撃の不条理ギャグが……。彼こそは世井署(よいしょ)に勤務する空前絶後の迷刑事・花見 彦九郎。身体能力、反射神経に抜群の才能を持っているが、同時に抜群に不真面目。彼が関わったが最後、あらゆる事件がめちゃくちゃな展開になってしまう。ある日、世井署を訪れた美女は、彦九郎に重大な知らせを告げる。なんと、彦九郎の故郷は星空のかなたに浮かぶ「彦星」。そこが今、侵略の危機にさらされているというのだ! 彦九郎は同僚たちを連れて宇宙へ飛び出していく。地球外生命体も逮捕できるのか!? スケールアップした物語は、ついに大団円へ……!? ついに最終巻(全6巻)!