※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。★ 「だれかを説得する力」がほしいあなたへ ★ 話し上手でなくても大丈夫。 練習すればだれでも身につく!★ 理屈で言い負かす論破ではない、 相手を納得、共感させる説得のしかた★ 大人も学べる! ずっと役立つ◇◆◇ 本書について ◇◆◇ディベートって奥が深いんです。ディベートという競技は、討論して勝利を勝ち取るまでにさまざまな作業をコツコツ積み上げていく、地道な競技と言ってもよいでしょう。でも、*情報を集める*自分の考えを筋道だてて整理する*相手の話をよく聴く*相手に伝わるように話すこうした作業で身につくスキルは、学校生活や、これから大人になってからも役立つものばかりなのです。本書では作業のくわしいやりかたから実際のディベートの流れまでを紹介します。ぜひ読んでイメトレしてみてください。いっしょに学んでいきましょう!◇◆◇ 著者からのコメント ◇◆◇みなさんは、ディベートという言葉を聞いたことがありますか?ディベートとは、あるテーマ(論題)に対して、公の場で討論することを言います。ディベートは、自分の意見とは関係なく、肯定側(賛成)と否定側(反対)に分かれて、お互いの主張を論じ合い、相手を説得し、審判がジャッジを行うというひとつの競技です。近年、学校の授業などでも取り入れられるようになってきていますから、みなさんの中にも経験したことがある人もいるのではないでしょうか。ディベートとは、説得力を競い合うものです。相手を説得するためには、客観的かつ論理的にものごとを語れるかどうかが重要です。「客観的に語る」とは、自分の考えや想像ではなく、きちんと調べた情報や事実をもとに語ることを指します。また、「論理的」とは、話の筋道が通っていて矛盾がないことを言います。つまり、事実や正しい情報をもとに、自分の意見を筋道立てて話し、聴く側を説得し、納得・共感させることがディベートのゴールなのです。決して、相手のあげ足を取ったり、理屈で言い負かすことではありません。ディベートを学ぶと知らず知らずのうちに「考える力」「聴く力」「表現力」が身につきます。これらの力は、みなさんが大人になってもずっと必要とされる力です。本書では、ディベートの基本から応用までをやさしく、わかりやすく解説していきます。みなさんには、論理的なモノの見方や考え方、伝え方、話を聴く力、質問力を身につけて、かっこいい大人になって欲しいと思います。名和田 竜◇◆◇ 主な目次 ◇◆◇☆ 1時間目ディベートの基礎知識 * ディベートって何?* ディベートは何を競う競技?* ディベートの流れはこうなっている・・・など☆ 2時間目効率的な情報の収集と整理* ディベートに勝つための情報収集* やってみよう! 情報収集と情報整理・・・など☆ 3時間目わかりやすい主張の組み立て方* 論理的な説明はわかりやすい* 客観的な説明はわかりやすい* ディベートでは論理的で客観的な主張をする・・・など☆ 4時間目伝わる話し方* 話し上手から学ぼう* 自分の言葉で話そう* 人前で話すときの具体的なテクニック・・・など☆ 5時間目実際にディベートをやってみよう!* 論題の設定と情報収集* 情報整理* 肯定立論・・・など☆ 6時間目* 勝敗はどのように決まるの?* 審判に求められること* 判定はこうして行われる!・・・など☆ 7時間目ディベートから何を学ぶのか?* ディベートの目的とは