時代を超えて読まれている作品や、国や人種を超えて多くの人から愛されている作品のことを、「名作」と呼びます。
そこには、人類の叡智や世界の真理など、たくさんのメッセージが込められています。
例えば、『若きウェルテルの悩み』『罪と罰』『人間失格』『神曲』『ラーマーヤナ』。
でも、長かったり難しかったりして、「結局、何を言いたかったの?」と思ったことはありませんか。
例えば、『カラマーゾフの兄弟』『草枕』『ライ麦畑でつかまえて』『デカメロン』『西部戦線異状なし』。
教科書や資料集でその題名は覚えたものの、「どんな作品なのかは、よくわからないまま」ということはありませんか。
「一生読まずに、終わってしまうかも」という作品はありませんか。
本書は、古今東西の名作たちが「何を言いたかったのか」をまとめた本です。
名作のメッセージには、生きるヒントがたくさんあります。
読まないままではもったいない「名作」たちとの出会い直しを、始めてみませんか。