「92歳のレジェンド作家」と「球界随一の読書家」による初の対談、ついに実現!
五木寛之と栗山英樹――。本書は、五木氏の「人生のレシピ」シリーズの全10巻完結を記念して出版する特別企画。博識の二人による対談は、「スポーツとビジネス」「野球と読書」「大谷翔平」といった話題から、「自力と他力」「意識と無意識」といった内容まで、多岐に及んだ。なかでも軸となったテーマが「対話」について。監督は選手たちに言葉を伝え、選手たちから話を聞くことが大事な仕事という栗山氏に対し、五木氏は「語りかけて、メッセージを発して、相手からの反応を自分の中で咀嚼する。栗山さんは、現代の偉大な〈対話者〉だと思う」と語る。各界を代表する二人が計4時間かけて語り合った珠玉の一冊。
【内容】
第一部
「自分自身を発見する」――それが対談の面白さです。
二〇二三年十一月二十日 東京渋谷・NHKラジオ収録ブースにて
第二部
対話とは「人を読むこと」――と私は思っています。
二〇二四年一月三十日 東京芝公園・東京プリンスホテルにて