あらすじ西暦2079年その日、冷凍睡眠措置下にあった、史上最悪の殺人鬼が眠りから解かれる。霧崎蛇玖矢(きりさきじゃくや)――。その覚醒が許された背景には、ある種の超能力者が起こす猟奇殺人の激増があった。怪物じみた殺人鬼の頭脳と嗅覚を使い、殺人鬼たちを狩る。常軌を逸した方針のもと監視役となった刑事・星澤は、霧崎との面会に至る。しかし彼の眼前に現れたのは、絶世の美女だった。美しき殺人鬼が奏でる、猟奇犯罪ミステリー