世界が直面する18の人権問題を扱ったSDGsビジュアル図鑑
SDGsがめざすのは、「誰ひとり取り残さない社会」の実現です。
それは、すべての人が生命や生活の危機、差別に悩まされることなく、
人間らしく生きていける持続可能な社会です。
いま世界には、貧困や飢餓、差別や不平等、暴力や戦争などで苦しんでいる人たちが数多くいます。
この本は、普段から小学校の社会科の授業や研究を行っている先生たちが、
現場ならでの視点で、世界が直面する18の人権問題について解説したビジュアル図鑑です。
問題の背景や基本情報、子どもが考える問題の解決方法、
国や自治体、企業や学校が行っている実際の取り組みを紹介。
SDGsの基礎知識が学べるとともに、
自分の力で解決する問題解決力、複数の立場から考える多角的な視点、
異なる意見に耳を傾ける寛容さが養われます。
小学校学習指導要領では、「多角的に考える」ことが目標とされています。
「多角的に考える」とは、複数の立場や意見を踏まえて考えることです。
いろいろな意見=問題の解決策を紹介し、さまざまな立場の取り組みを学べるこの本は、
まさに多角的に考える力を身につけるのに最適といえるでしょう。