あらすじわたしは誰? 本当に夫に愛されていたの? 病院のベッドで目を覚ましたとき、彼女は記憶を失っていた。傍らにはラウールという魅力的な男性が付き添っており、彼の口から語られる話は驚くべきものだった。彼女の名はシェリー。ラウールの妻であり、二児の母だという。自動車事故を起こしたものの奇跡的に大きな怪我はなく、記憶だけが失われたらしい。退院後、彼女はラウールとともにパリ郊外の自宅で暮らし始める。だが部屋も別々だった二人が初めてベッドを共にした翌朝、電話が鳴った。知らされた驚くべき事実――わたしは……シェリーではない。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。