目覚めた俺を迎えたのは女の肌の温もりだった!!元カノの結婚式の帰り、高校時代からの女友達、美里と飲んだくれて愚痴っていたはずが…。10年以上ずっと付きあいの途絶えなかったが、男女の関係になったことはなく――。気持ちの荒れていた俺を優しく受け入れてくれ、すがりつき甘えさせてくれた美里。これ以上甘える訳にはいかないと、会うことを避けるようになったが、募る想いは大きくなる一方で…。いつも側にいるのが当たり前になっていた女友達が、一番愛おしい人だと気付くのに時間はかからなくて…!!大人の恋と切ない思いの詰まった短編集!!