「第二芸術論」で知られる思想家は、戦後の京都学派の中心人物として、さまざまな文化活動に関係した。また、フランス文学・フランス文化への造詣が深く、独自の思想でも知られる。その著者が、文化をどう捉えていたのかを示す好著である。
【目次】
ナショナリズムと文化
今日における歌舞伎
文化遺産のうけつぎ
伝承問答
伝統と民族性
地方文化私見
日本インテリの弱さ
素朴ヒューマニズム
西洋文学研究者の自戒的反省
人間性の試金石
文学者と酒
日本映画の成長
漢文必修などと
みんなの日本語
子の名づけの問題
南方熊楠の学問
桑原隲蔵小伝
あとがき
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