心理学者が考える言葉の本質とは? 言語習得において、「連合」はどのような役割をはたすのかに迫る。
【目次】
第I章 序論
1 研究方向の位置づけ
2 対連合学習の方法
3 問題提出
第II章 言語材料の諸次元
1 意味
2 有意味度(meaningfullness)
3 熟知性(familiarity)
4 情動性(emotionality)その他
5 明瞭さ (intelligibility)と発音しやすさ(pronunciability)
6 討論と結論
第III章 リスト構成の諸変数
1 類似性
2 項目間連想度(inter-item association)
第IV章 対連合学習の変数としての言語材料及びリスト構成の諸次元
1 有意味度
2 熟知度
3 感情性の諸次元
4 発音の容易さと認知しやすさ
5 リスト内類似度
6 孤立効果
7 総括
第V章 対連合学習の学説
1 Gibson説
2 対連合学習の過程の分析(著者の説)
3 文献展望
4 要約(著者の説との関係)
第VI章 弁別と習得(S弁別・R項目習得説の証明)
1 弁別学習と項目習得学習
2 弁別学習の諸変数
3 項目習得の諸変数
4 自由再生と系列再構成の関係
5 S弁別,R習得説の証明
第VII章 順逆再生勾配(S弁別説の証明)
1 有意味度
2 熟知度
3 リスト内類似度
4 孤立効果
5 順逆再認勾配
6 自由再生
要約
第VIII章 Sの偶発学習説の証明
1 逆またはS再生と偶発学習実験の結果との比較
2 選択仮説その他
第IX章 対連合の方向性
1 逆連合の性質
2 方向性因子の存在証明
3 逆再生のレミニッセンスと方向性禁止説
4 方向性連合と対材料の性質
第X章 対内関係と対間関係
1 対内関係I(媒介連合)
2 対内関係II(体制化の要因)
3 対内関係と対間関係の交互作用
4 総括
文献
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