顧客の多様なデータを収集・分析できるようになったり、マーケティングの新たなツールや概念が次々と登場したりするなど、マーケターを取り巻く環境はますます複雑化してきている。その中で、短期の利益を着実に上げながら、長期の価値向上に貢献するという難しい要求を満たすために、マーケターは何を考え、どのように行動すべきなのか。ヘンケル、日本マクドナルド、ナイアンティックなど、業界を問わずに優れた成果を上げ、現在はファミリーマートのチーフ・マーケティング・オフィサー(CMO)として活躍する足立光氏に話を聞いた。
*『DIAMONDハーード・ビジネス・レビュー(2024年1月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。