あらすじカードゲームで世界が滅ぶのはカードゲームの世界だと定番だ。そんな世界に転生した俺、棚札ミツルは念願かなってカードショップの店長になることができた。カードバトルをする人たちが楽しそうなこの世界で、それを近くで眺めていたかったのだ。しかし、そんな俺は端から見ると大きな事件を解決し、先達として子どもたちを見守る前作主人公のように見えるらしい。実際は、そんな大きな事件一度も解決したことがないのに。これはカードゲームが何よりも優先される世界でカードショップの店長になった結果、周りから過去に大きな事件を解決したのだろうと思われている、特にそんなことはない転生者の物語。