あらすじ「あの時最善を尽くそうとした庵は間違ってても間違ってない。俺はそう思う」文化祭の準備中、突然の台風に見舞われる庵と超常現象研究同好会のメンバー。準備を切り上げ、帰宅しようとしていたその時演劇部の卜部から「部長の門倉と連絡が付かない」と人捜しの依頼を受ける。庵の推理の甲斐もありすぐに見つかる門倉。しかし門倉は、倒れてきた棚の下敷きになり動くことが出来ずにいた。「何とも無い」と平気そうに笑う門倉を見て何故か激しい動揺を隠せない庵――。全80ページ