《カバーイラストは『ごくせん』『アシガール』の森本梢子先生!》この巻では、インドの古代文明から17世紀ごろまでの歴史を取りあげます。インドでは、仏教やヒンドゥー教ほか、さまざまな宗教が生まれました。そのときどきの王朝は、宗教と深く結びついて歩むことになります。また、7世紀にアラビア半島で成立したイスラーム教は、交易や征服活動によって、東は東南アジア、西はヨーロッパのイベリア半島まで広がっていきます。その力が世界に拡大することで、さまざまな民族によるイスラーム国家も誕生。イスラーム勢力は12世紀以降、インドにも定着していきます。