あらすじ80歳を超え、90歳、さらには100歳と、とても長生きする人が増えてきました。ですがその一方で、「長生きしても幸せじゃない」「長寿でもいいことなんかない」、そんなふうに感じてしまう人も少なくないようです。長生き=幸せ、と単純に言える時代ではなくなってきたのかもしれません。この本では、老人医療・認知症専門医の著者が、さまざまな高齢者を診てきた経験から、「老い」をおだやかに、そして前向きに受け入れ、「幸せ」とは力強く言えなくても、「ほどよく幸せかな」くらいには言えるようになる、そんな考え方を身につけるためのちょっとしたコツを教えます。