「この悪夢が終わればいいのに」「まだほんの始まりだよ。君にも、僕にもね」
ある夜、浜辺に漂着した男性を助けたシャイアンは、魅力的な彼を看病するうちに惹かれ合い、純潔を捧げた。だが後日、彼が大実業家カッター・ロードだったとわかる。彼はシャイアンのことを、弟をたぶらかす女だと思い込み、排除するために近づいてきたのだった! 私は騙されたのだ……。絶望し、シャイアンは結局、カッターの弟と白い結婚をした。7年後、寡婦となった彼女は、皮肉なことに、カッターに頼らざるをえない状況に追い込まれる。最愛の息子が――7年前に授かったカッターの子が誘拐されて!
*本書は、ハーレクイン・ディザイア傑作選から既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。