3年間のアメリカでの警察機構の研修を終え、父の墓参りに大阪へ戻った岩瀬朝。八尾の侠客・岩瀬駒吉のひとり娘であった彼女は、父の死の謎と残された無念のメッセージに気づく。そして父の土地だった奥大和に一大プロジェクトを計画し、警察や政治家ともつながっている天の川物産という存在にたどりつく。朝は記者・瀬川とともに奥大和の建築物に潜入し、核施設だという証拠写真を撮るがすべて奪われてしまう。復讐を企てた朝は助っ人の安次と、鐙会本部へ乗り込んで天の川物産社長・宮川を拉致するが、宮川が異母姉妹と知って逃がしてしまう。そして新たな刺客・冬樹が現れる…。