あらすじ友情か、怨念か…“あの日”の記憶が殺人を呼ぶ!伊勢路を走る十津川警部の推理!空襲で友人が行方不明に。彼だけが知る真相とは!?大学で古代史の講師をしている野々村雅雄は、十五歳の終戦の年、伊勢から東京へ移住したが、遷宮で賑やかな伊勢に七十年ぶりに帰郷する。目的は十五歳の孫・翔に伊勢神宮を見せるため、そして同級生との再会だった。これまで里帰りを避けていた野々村には、誰にも言えなかった秘密が……戦争の記憶が呼び起こす現代の殺人に、十津川警部が挑む!