あらすじ郷土とは、子どもが日々暮らしている場であり真の生活のあるところ。自分の生活と深い交渉のある地域に注目させ、郷土人の力も借りて、そこに働く自然の力と人間の営みを探究することで魂にふれる体験ができる。そして、地域の真髄に分け入ることで、ものごとを深く考える経験ができ、「知識は力」となる学習が成り立つ。「自然と人間の営み」を探究する郷土教育をベースに、日本のなかの地域・自分、世界のなかの地域・自分を発見して、自らの地域へのかかわりを創造していく筋道を説き明かす、真の体験と知育の結合した教育を提案。