あらすじギャラリーで働く笙子は、新進気鋭な日本画家、竹田の世話係をすることに。才能と美貌を兼ね備えた彼だが、マイペースで無愛想。笙子にとっては“端正な珍獣”だった。最初は戸惑うけれど、彼の孤独な心の内に触れ惹かれるように……。「一生を共にする人は君しかいない」貪るような激しいキス。至高の美を生み出す指に、身体の隅々まで快楽を刻み込まれる。愛し愛される悦びが止めどなく溢れて――。天才画家の秘めた情熱に甘く痺れる恋。