白神会の持ち込んだ生アヘンを神守に秘密にして隠匿した武志は、その生アヘンを利用した組再興の野望を抱き、その第一としての麻薬ルート確保ために白神会系北丸組を乗っ取る計画をたてる。刑務所内にいる神守はそれとは知らずに脱獄をしてまでも北丸組潰しに協力してしまう。 出所した神守を待っていたものは、事務所まで構えた立派な神守組であった。しかしその成功の基にあるものが麻薬である事を知らない。だが、やがて躍進する神守組に麻薬疑惑が起こり、その情報は神守の耳にも達する。恐れる武志は左近四郎に命じ、神守に弱い金次を殺すが、左近四郎は、神守に惚れ込み、武志と離反する決意をする。