【あらすじ】とある大学の映画サークル「トロイ」に所属している芳澤千世は、引っ込み思案な性格で大学内で友人と呼べるのも同じサークルの山田透くらいしかいなかった。そんなある日のサークル活動後、男子数名が宅飲みを計画し女性陣にも声をかけるがバイト等で断られてしまう。千世にも透から宅飲み参加の声をかけられ、あまり乗り気ではなかったが信頼している透からの誘いもあって宅飲みに参加することを決める。先輩の木村正樹の部屋で開催された宅飲みは千世と同学年の村田兼太郎と後輩の長谷川治も参加し、千世はその場にいる唯一の女性ということもあり周りからちやほやされ楽しいひと時を過ごしていた。宅飲みも進み千世がトイレに立った時、正樹が酔った勢いで眠剤を取り出す。「これをアイツの飲み物に入れてみね? 眠剤を酒に混ぜるとヤバいっていうじゃん」千世が戻ってきて周りに乗せられお酒を一気すると、眠剤の効果がすぐに出て眠りこけてその拍子に下着が見えてしまう。思わぬ展開に息をのむ男子たちだったが……。「パンツ、少し脱がしてみる?」誰かが言ったその一言から、男たちはケモノになっていく──。【登場人物】・芳澤千世(よしざわ ちせ) 20歳映画サークル「トロイ」に所属する大学2年生。引っ込み思案な性格で大学内で友人と呼べるのも透くらいしかいない。胸が大きいのを気にしており、いつも大きめの服を着て猫背で生活している。好きな映画は「機械仕掛けのミカン」・山田透(やまだ とおる) 20歳映画サークル「トロイ」に所属する大学2年生。真面目で優等生。次期部長は透だと周りから言われている。普段から千世から講義の相談を受けており、彼女からの信頼も厚い。好きな映画は「七人の御手洗」・木村正樹(きむら まさき) 23歳映画サークル「トロイ」に所属する大学3年生(2年浪人)。講義にあまり出ず留年ギリギリで、タバコを吸いに大学に来ていると周りから揶揄されている。今回の宅飲みは彼の部屋で行われることになった。好きな映画は「テンシマン」・村田兼太郎(むらた けんたろう) 20歳映画サークル「トロイ」に所属する大学2年生。チャラ男で自分がヤリチンだと豪語しているが、実際は童貞。元々ヤリサーで有名なテニスサークルに入っていたが、そこで相手にされず今の映画サークルに流れ着いた。好きな映画は「ゴー・トゥ・ザ・フューチャー」・長谷川治(はせがわ おさむ) 18歳映画サークル「トロイ」に所属する大学1年生。元野球部でガタイがよく体力もある。男子校に通っていたため、女体に強い憧れがある。好きな映画は「1002年宇都宮の旅」