一流企業で営業トップの最所充は、自分にも他人にも厳しく社内では恐れられていた。
父親がグループ会社の社長ということもあり、七光りと言われないよう常に結果に執着していた。
日々ピリピリしていたある日、マンションで水道管が破裂してしまい、しばらくの間ボロアパートで生活することになってしまった…。
そこで隣人になった男は両耳がピアスだらけの怪しい雰囲気を纏う大学生・瀬高拓実。
彼の見た目の派手さには驚いたが、話すと穏やかな人柄ではじめは警戒していた最所だったが――!
※本作品はweb雑誌「equal」に収録されています。重複購入にご注意ください。