医療の一環で治療法が発見されるまでの間、冷凍睡眠する制度が出来たある日、主人公の夕凪水琴は突然の病魔に襲われて、眠りにつく選択をする。まるで瞬きをするように目覚めた次の瞬間、場所は病院ではなくマンションの一室に変わっていた。
「念願のセクサロイド……!」
そして聞いた事のない言葉をかけられる。セクサロイドとして目覚めた主人公を購入したのは、医者の卵である大学生のリオだった。掠れた声で、「ユーナ」と名乗った主人公を、その名で呼ぶようになり――二人の恋が始まる。時に切なく、基本は明るいお話です。書き下ろしSSつき。