あらすじ式子内親王は、平安時代末から鎌倉時代初頭の大動乱期を生きた女性。その歌は『新古今和歌集』に四九首入集していて、女性歌人として第一位であります。賀茂の斎院として少女期を過ごされ、和歌に情熱を傾けられました。その艶麗なる歌、重層的な余情のある歌の世界へ誘う1冊。